節分が終わったあと、豆を食べる場面で「これ、何個食べるの?」と子どもに聞かれて、少し困ったことはありませんか。
「年の数だけだよ」と答えながらも、「どうして?」と聞かれると、うまく説明できないこともあります。
私自身、子どもが生まれるまでは、なんとなくそういうものだと思っていて、理由まで考えたことはありませんでした。
でも、未就学児から小学校低学年くらいになると、「どうして?」「なんで?」が増えてきますよね。
この記事では、節分で年の数だけ豆を食べる理由を、子どもにも話しやすい形で、母親目線でまとめてみます。
節分に年の数だけ豆を食べるのは、元気に1年を過ごすため
節分で豆を年の数だけ食べるのは、「これからの1年も元気でいられますように」という願いが込められていると言われています。
昔の人は、年齢の分だけ豆を食べることで、その年の健康や無事を願っていました。
豆は、昔から体にいい食べ物・力のある食べ物と考えられてきました。
また、「豆(まめ)」には「元気」「丈夫」「まじめ」といった、前向きな意味も込められていたそうです。
さらに有名なのが、「豆=魔(ま)を滅(め)する」という考え方。
難しい言葉ですが、「悪いものを追い払ってくれる食べ物」くらいのイメージで十分だと思います。
難しく考えすぎず、「お守りみたいな意味があるんだよ」と受け取っておくと、ちょうどいいですね。
節分の豆は年の数だけ?実は「年の数+1個」食べる地域もある
実は、地域によっては年の数より1つ多く豆を食べるところもあります。
これは「数え年」という考え方が関係していて、「来年も元気でいられますように」という願いを込めて、1つ多く食べるそうです。
とはいえ、どちらが正しい、間違っている、という話ではありません。
家庭や地域によって違っていていいものなので、「うちはこうだよ」で大丈夫です。
子どもには、豆の数だけ食べることをどう説明すると伝わりやすい?

未就学児や小学校低学年の子どもには、由来を細かく説明しなくても大丈夫だと感じています。
我が家では、こんなふうに伝えています。
- 「これから1年、元気でいられるように食べるんだよ」
- 「大きくなる分、ちょっとずつ食べるんだって」
それだけで、「ふーん」「そっか」と納得することがほとんどです。
大人が思っているほど、子どもは細かい理由を求めていないことも多いですよね。
小学校高学年くらいになったら、「昔の人の考え方なんだよ」と少しずつ背景を話してあげるのもいいと思います。
実は、必ずしも節分に年の数だけ豆を食べなくてもいい
ここは、母親として少しホッとしたいポイントかもしれません。
実は、年の数だけ豆を食べないといけない、という決まりはありません。
小さい子にとっては、豆をたくさん食べるのが大変なこともありますし、誤飲が心配になることもあります。
ワンオペ育児の日だったり、時間に余裕がなかったりすると、そこまで気を配れない日もありますよね。
我が家では、「数はだいたいでいいよ」としています。
気持ちだけでも行事に触れられれば、それで十分だと思っています。
節分の豆の誤飲が心配な年齢のときは、無理しない工夫を
特に小さい子の場合、豆の誤飲が心配になることもありますよね。
そんなときは、こんな工夫もあります。
- 大人がそばで一緒に食べる
- 豆を細かく割ってから食べる
- 豆の代わりにボーロやお菓子で代用する
- 食べるマネだけして「気持ち参加」にする
「豆を食べない=行事をしていない」ということではありません。
安全第一で、その年齢に合った形で大丈夫です。
北海道の節分では豆の種類も悩みやすい
北海道では、節分に落花生を使う家庭も多いですよね。
落花生だと、年の数だけ食べるとかなり多くなってしまうこともあります。
その場合も、「全部食べなくちゃ」と思わなくて大丈夫です。
落花生は殻の中にだいたい2つの豆が入っていて、その豆が2つに割れますよね?
割った1つを1個とカウントするのだってありだと思うんです。
数を減らしたり、家族で分けたりしても、行事の意味がなくなるわけではありません。
大切なのは、行事を楽しみ、無理をしないこと。
行事が苦手でも、大丈夫
節分に限らず、季節の行事を「ちゃんとやらなきゃ」とプレッシャーに感じることもありますよね。
でも、行事はがんばるものではなく、楽しむもの。
できる年もあれば、できない年があってもいい。
その家庭なりの形で続けていければ、それで十分だと思います。
まとめ:節分の豆まきで子どもに伝えたいのは「気持ち」の部分
節分で年の数だけ豆を食べる理由は、元気で過ごせるように願う気持ちから生まれたものです。
正確な数や、きちんとした作法よりも、「今年も元気でいようね」と声をかけることのほうが、子どもにとっては大切なのかもしれません。
行事は、完璧にやらなくてもいいものです。
その家庭なりの形で、安心して続けていけたらいいですね。
